作物ごとの工夫
それぞれの作物に適した栽培方法、収穫時期や保存方法があります。じゃがいもは低温貯蔵することで、よりいっそう甘味が増します。さつまいもは地面の中(地下室)にある室(むろ)に保管し、寒さから守り5カ月程度貯蔵すると甘みが増し、食感が良くなります。
作物に最適な対応をとることで、より美味しく、より豊かな味わいを得られるのです。
毎年毎年変わる天候にも対応し、温度管理や日照時間を計算し、豊かに実る作物を収穫まで見守っています。
周囲の環境へ気を配る
近隣に道路が一本通るだけで天候は変わります。
近隣の変化にも目を配り、変化に対応した上で安定した栽培を行うよう気を付けています。
当園は川と山に囲まれた寒暖差の大きい土地です。
美味しい作物を栽培するのに適した土地に助けられていますが、土地の変化にも気付けなければ上質な農作物は育ってくれません。
由緒ある土地、上之郷
高台と川に囲まれた利左ヱ門ファームは上之郷という由緒ある土地で作物を栽培しております。
古くから文献にも登場し、衣通姫伝説にちなんだ地名が散見されます。
昔からこの場所の天候や気温が人の暮らしや生活(農業)に適していたということが分かります。
寒暖差が大きく、野菜に適した環境です。
この土地の力を借りて、微力ながら自身でも工夫しながら、美味しい作物を育てています。
茅渟宮跡 - 泉佐野市観光サイト
衣通姫 - Wikipedia
衣通姫伝説 - Wikipedia